新世代への視点2012 画廊からの発言
長尾恵那 展
2012.07.23.mon - 08.04.sat
11:30~19:00
8/3(金)11:30~20:00 8/4(土)11:30~17:00 日曜休廊
主催:東京現代美術画廊会議
うちのご近所にこんなすてきなパン屋さんがあったんです。知ってからは私もちょくちょくいただいてます。
「 酵母からゆっくり時間をかけて手作りし、醗酵に関してもゆっくり(1日かけて)低温で発酵させていきます。そうすることで、より国産小麦の風味、天然の酵母の香りがムリなく引き出され旨みへと進化していきます 」
とご主人の大東さんはおっしゃいます。
そんなまじめなパン作りをされているお店で私の作品がどのように見えるか興味深く、6月1ヶ月間にわたって6号8号の作品を展示させていただきました。
お父さんのお顔を描くといっても年中さんの子らに肖像画を描かせようというものではありません。
子どもたちが想いおもいに伸び伸びと描いてくれるような進め方で臨みたいと思います。
今回は水彩絵の具だけで描いていきました。
私(片山侑胤)が65回晨鳥社展に出品しました作品のエスキースのうちの1枚です。
車で踏切を渡るとき、ふと見えた景色をモチーフに描きました。
線路の周辺には私たちには得体の知れない白い箱があちこちに設置されているのを目にします。白いと言っても鉄かステンレスか、近くで見ると決して品の良いとは言えない銀色で、電気で何かをコントロールするものなのか、自動制御装置のようなものが納められているのか、謎に満ちています。