ご近所のowl美術研究所では人物クロッキー会が水曜日の夜にほぼ毎週行われています。
仕事が休みの日には筆を持って描きに行ったりします。
若い頃は勉強というかトレーニングという意味でがんばってましたが、今は単純に楽しみに行ってます。
描材は木炭粉をアラビアガムで練ったものを適度の水で溶いて、筆を使って10分や5分といった短い時間で一気に描いています。
「楽しく描けるように」ということを目当てとして取り組みました。
年中さんになってはじめての制作(4月24日)です。
難しいことは抜きにして、みんな大好きなお弁当をモチーフに描きました。
絵を描き始めるようになって30年以上になりますが、花はどうも描く気が起こらずにいました。「花なんて」という言葉でもって逃げ道をつくっていたんでしょう。
自信がないっていえばいいのにね。
そんな私だったのですがここ数年、花がモチーフとして気になりだしているのです。
その気持ちに素直になろうと写生に出かけたりしています。
仕事と仕事の間にひょいと描きに行くというようないい加減なもので、モチーフはいつも自転車や徒歩で行くことのできる近所に咲いている花ということになります。それでも季節ごとにあれこれと咲いているもので、続けていると花の個性というか、違いがなんとなく見えてきてうれしくなります。