一般絵画教室に通われているNさんの作品が、文化パルク城陽アートギャラリー2011に入選されました。
どんな展覧会か私は全く知らなかったのですが、募集要項を見てみると名だたる作家の先生が審査をしておられます。賞金も出るんですよ。
それはどうあれ、Nさんの作品には妹さんへの深い想いが込められています。
若い彼女の言葉をそのままご紹介します。
「昨年妹がこのアートギャラリー展に出品していたため、春に亡くなってから、今年も出品の案内が来ていて、妹の代わりに私が供養として描くことに挑戦しました。
描いた世界は、妹が見て欲しいと私が願う世界で、大好きなゾウとネズミを妹自身でもあり友達としても描いています。」
妹さんが若くして亡くなったことを教室でお聞きしたとき、私は胸が痛くて、これからどのような言葉でアドバイスをさせていただいたらいいのか不安になりました。でもこの作品制作に対してとても前向きなNさんの明るさに私の不安もすぐに消えていったのです。
まだ慣れないアクリル絵の具で何度も塗り重ね、この作品ができました。
会ったことのない妹さんの微笑むお顔が見えるような気がします。
この展覧会は終了しました
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しお (金曜日, 16 9月 2011 20:46)
ゆういん先生、こんばんは。
Nさんの作品、優しくて温かくて穏やかで、亡くなった妹さんへの
想いが溢れていますね。
Nさんのお人柄も偲ばれます。
一筆一筆丁寧に描かれた様な・・・。
入選されてご家族の方も教室の皆さんも喜んでおられると思います。
これからもNさんが素敵な絵を描き続けて下さいます様に。
you-vi (金曜日, 16 9月 2011 21:54)
しおさん、こんばんは。
とってもいいでしょ。
実際、会場で観ると、まだまだへたくそなのに一番光ってました。
そうなんです。お人も私は大好きな方です。