白い衣装で草原に座ってもらったことがあります。
「修行」をおもわせるような絵になり、私のイメージとはちがうものになってしまいました。
実際描いてみると頭で考えていたのとは違うものです。
何度も描き直すのですが
おもうようにはいきません。
悔しい。
座ってもらって描くことが多かったので、
髪の長いモデルさんに立ってもらって描き始めると、松本竣介の「立てる像」を思い出しました。
髪をすべて両肩より前にもってくると怖さも感じるくらいです。
また古代のひとってこんな感じだったのかななどと勝手な想像をめぐらせていました。
2,3分で描いたような絵の方が、がんばって描いた絵より好きになることがけっこうあります。
それはそれでうれしいものです。
侑胤の写生 人物写生(女のひと)1 はこちらのブログでご覧いただけます。
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