
丸、三角、四角に自分で切った大小さまざまな画用紙の形をケーキに見立て、おいしそうなものをいろいろ描きこんでいきました。イチゴやバナナなどの果物、チョコレートというように好物を口々にして筆を動かしていましたよ。

ぐいっと力を込めて!

たくさんの色をていねいに並べていますね。
それぞれにイメージがあるんでしょうね。
イチゴにぶどう、メロンもあるのかな。

三角のショートケーキでしょうか。
丸いケーキには何をのせてるんでしょう。

一筆で丸をしっかり描けるんですね。
ケーキが動かないよう、かわいい指先できっちり押さえています。

ただ適当に塗っているのではなく、クリームをイメージしています。
自分のおもう色がでるまで塗りなおしているのです。
タッチを楽しむように筆で点を打っている子もいます。その子のタッチに合わせてドンドンと声をかけてみたり、突然チョチョチョンと言ったりしてリズムを変えるようにすると、子どももそれに反応してくれて、ただの単純な点ではなくなってくるのが楽しいですね。

ああ!
ここまで描いていたのに一刀両断のタッチ!
この大胆さをどうおもいますか。
それでいて筆はぴたっと止めています。
この子の意思があるのです。

ぶどうとイチゴをきれいに並べています。
すっかりパティシエ!

どうだとばかりに見せに来てくれます。
誇らしげに自分の作品を見せることができる空気がここにはあります。

「れいぞうこ」は先生のアイデアです。
その他にもパティシエという言葉やさまざまな小道具に至るまで、制作する環境そのものにおいてのイメージ作りが成功していたといえるのではないでしょうか。

色とりどりで形もさまざまなケーキが完成しました。
みんなでパーティをはじめましょうか!

子どもたちが作ったケーキがお部屋にいっぱい貼り出されておいしそう!
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