避難訓練の日はお天気もよく、消防車を前にして屋外での写生となりました。
目の前に消防車がある今年は、細部にわたっての緻密な描写が目立ちました。
たくさんのものを発見できたということでしょう。
観察の第一歩として、視点(アングル)を変えてみるということが有効な手段となります。おもいっきり離れて見るということもそのひとつですし、目の高さを変えるということもそうです。視点を変えることで、ものの見え方がすっかり変わることさえあります。また、視点を変えると見落としていたことに気づくきっかけにもなります。
遊具に登って上から見始めた子がいたので、私は密かに、よしっ!とおもってました。
一通り観察がすんだら
さあ!とばかりに子どもたちは描き始めました。
この子はタイヤから描いていますね。
まさに素直に目の前の大きな消防車を画面に大きく描いています。
アスファルトの上に直接画用紙を置いて描き始めた子もいました。
クレパスの線ががたがたして、これもおもしろいですね。
園ではテーブルや画板を用意しているのに、あえてここを選ぶのも子どもならではの発想でしょうか。
消防車のすぐ近くで描いている子もいます。
地面に見えるのは消防車の影です。
よく晴れたお天気に恵まれた日でしたので、テントも登場しました。
テントを張るのに園長先生の姿も見られました。
写生は、目で見たことだけを再現するのが目的ではありません。ものを見て気づき、発見することの喜びを子どもたちと共有していたいものです。
この作品には多くの発見があり、その発見を描こうとする気持ちがどのタッチを見ても感じられます。
子どもたちは消防士さんにも自分の描いた絵を見せていました。
ていねいに見て下さるやさしい消防士さん。
パワー全開!
見たものをがっちり力強く描いています。
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スナフキン (日曜日, 21 10月 2012 19:11)
いいですなあ。これはいい!絵を書きながら、仕事も学べるし。
特に男の子なんてウキウキでは?
素晴らしい企画だと思います。
ゆういん (月曜日, 22 10月 2012 16:34)
消防車を描くのは毎年恒例なんですが、外での写生は私が絵画指導をみるようになってはじめてです。先生方にも協力していただいて感謝です。園長先生も一緒にテントを張るほど先生みんなでのイベントになりました。ほんとにいい雰囲気でした。
Kimberly Hirano (木曜日, 02 2月 2017 07:49)
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