木でつくるワークショップ まめ皿をつくろう!の様子

 

木でつくるワークショップ まめ皿をつくろう!26日は大人の方6名に加え、子どもたち4名の参加もあり、とても賑わいました。

 木との格闘!

と言うとおおげさかもしれませんが、みなさん真剣なまなざしで小さな木片とガチンコ勝負。彫刻刀やノミで削った後、サンドペーパーで微妙なカーブを描きだしていきます。小学生もこの表情です。

 

 

子どもさんには保護者の方の同伴をお願いしています。

親子でひとつのことを成し遂げるということは、あるようで案外少ないかもしれません。

あたたかい空気に包まれるようでした。

 

 

木を削るだけのことなんですが、いざやってみるとかなりの力を加えていることがわかります。5才の子にはまだちょっと大変。お母さんがお手伝いです。その間、お絵かきを楽しんでくれました。

 

時間のかかる手仕事です。

大量生産というものではありません。

ものの生まれる時間、使う時間、作る人使う人の想い。

もしかするとここには自然と人とのいい関係があるのでは、などとおもうのです。

 

 

 

まめ皿の木は、ネープル、ウォールナット、チェリーの3種類を用意しました。

まん丸いのや楕円形、二枚貝のような形をしたものなどに加え、木目がさまざまなのでみなさん木を選ぶのも楽しそうでした。

 

 

お盆休み明けの19日は、木でつくるワークショップ まめ皿をつくろう!の初日でした。

 

まめ皿になる元の木はおおよそ10〜12センチ程度の丸形、楕円形などに荒削りしてあります。その中から自由に選んで作業台に取り付け、内側の凹みからノミを入れていきます。

 

 

内側ができたら今度は外側をどうするか。

側面から底にかけて丸みをつけるのか、シャープなままにしておくのか。

ちょっとしたところにもその方のこだわりが生まれてきます。

 

 

 

 

 

真剣にノミを打つ。

 

かっこいい!

 

 

 

 

 

まめ皿を手に持ってナイフで削るのも真剣そのもの。

 

慎重に。

 

 

出来上がった自分のまめ皿で、矢部先生手作りのチーズケーキと紅茶をいただきました。

今回ご参加いただいたのは大人の方5名さまでした。

それもあってか、作業後のまったりとして和やかな時間が心地よく、余韻に浸るような幸福感を覚えました。

 

 

ありがとうございました。

 

木でつくるワークショップ わたしのスプーンぼくのスプーン!の様子はこちらのブログで紹介しています。

 

minato.家具工房 矢部先生のホームページはこちらです。