墨汁とわりばしペンで描いたトウモロコシです。
水彩絵の具も使いました。
なんでこんなふうに描けるのか、絵描きの私はうらやましくなってきます。
子どもたちの力作をご覧ください。
ひげは勢い良く多少荒っぽく描かれているように見えます。ひとつぶの丁寧さとひげの表現のコントラストがとてもおもしろく感じます。
画面の端から端までをいっぱいに使って大きく描かれています。
もっと何本も描くつもりでいたのかもしれませんね。
特に葉っぱの動きがとてもリアルに感じます。
葉っぱの色を何色にも色分けして描かれています。
緑色と一口に言っても微妙な違いを描きたかったのでしょうね。
誰よりもたくさん描いてやろうという意気込みだったのかもしれませんね。
トウモロコシの全部の要素が描かれています。
黄色と白の点々はたまたま落ちたものでしょうが、消そうとせずにそのまま残されているのが心地よく感じます。
子どもたちが描いた作品を細かく見ていくとおもしろいことも発見できます。
上手とか下手とかという目で見るのではなく、この子は何を描こうとしているのかなとという目で作品を見てみるとその子の心に触れることができるかもしれません。
コメントをお書きください